大した話ではないのだが、何年か前に少しだけ付きあった人の事をふと思い出した…。
この男性、青木さん。私より4歳年上でIT企業に勤めるサラリーマン。
友人に連れられていったBARで知り合った。
何度か飲みに行くうちにセックスをする関係になった…。
いつものように青木さんの待つBARへと向かった。
しかし、この日は朝から目の調子が悪く、コンタクトを着けられなかった。
メガネで飲みに行くのはあまり好きじゃなかったが、
見えないよりましだと思い、仕方なくメガネで外出した。
BARに着くと青木さんはいつもの席で待っていた。
「ごめん、待った?」
そう言いながら私は隣の席に座った。
しばらく私の顔を眺めて、
「メガネかけてたんだ…」
嬉しそうに言った。
そう、この人『メガネフェチ』
程々に飲んでホテルに到着。
先にシャワーを浴びていた私の元へ
「忘れものだよ」
そう言ってメガネを持ってきた。
仕方なくメガネを掛けて体を洗う。
曇ってしょうがない。
「見えないなら僕が洗ってあげる」
洗いかけの体をバトンタッチ。
青木さんは興奮しているようだが、私はイマイチ。
その後ベッドに入ってもメガネは掛けたまま。
「メガネちゃん…」
時々私をこう呼んだ。
フェラしている時、フレーム越しに上目づかいで目が合うと、
「もう一回やって!」
面倒くさい…と思いながらもリクエストに応える。
挿入してもずれるメガネが気になって常に指で押し上げた。
青木さんにはその姿も堪らないらしい。
彼は早々にいってしまった…。
それから2度程会ったが、やっぱりメガネを要求。
あ?、もう無理。
そう思ったら自然にずらすようになった。
青木さんとのセックスの内容はほとんど覚えてない。
『メガネフェチ』という事で私の記憶に残ってる。
こんな人には二度と出会う事はないと思うが、
飲みに行く時にメガネを掛ける事はなくなった…。
?終わり-
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